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講演会【事前申込制 整理券を発行します】

NO.21 11月22日(水) 14:20~15:20
会場:セミナー会場3
自然災害の伝承にむけて
~日本応用地質学会の取り組み~
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①自然災害伝承碑の学会の取り組みと熊本の災害碑紹介(1)熊本地震と球磨川
一般社団法人日本応用地質学会九州支部 株式会社アバンス 梅﨑 基考 氏
近年、自然災害が多発し大きな社会現象になっている。このため国土地理院は、自然災害伝承碑を地形図に掲載することを始めた。日本応用地質学会では、独自の災害碑調査票を全国で作成し、「災害碑から学ぶ地域災害」の事例研究を進め、その成果を一般にアウトリーチしていくことを提案している。講演では、そのような学会の取り組みについて紹介し、調査を進めている平成28年熊本地震や令和2年豪雨災害の球磨川流域の災害碑について紹介する。
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②熊本の災害碑紹介(2)島原眉山崩壊
一般社団法人日本応用地質学会九州支部 サンコーコンサルタント株式会社 松崎 達二 氏
国土地理院ウェブサイトでの「自然災害伝承碑」の熊本県内での公開掲載基数は、令和5年9月現在で54基である。約半数の26基が島原の眉山崩壊に伴う津波災害の災害碑であり被害の大きさを物語っている。この災害の概要と津波被害域を整理した結果を紹介する。また、今後の防災へ向けて最新のハザードマップとの比較結果を紹介する。
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③小学校の沿革史による地域災害の特性と防災情報としての利用
一般社団法人日本応用地質学会九州支部 藤永地建株式会社 山田 好之助 氏
多くの小学校のホームページには学校の歴史(沿革史)が掲載されている。その中には、風水害や地震等の記録も見られる。講演では、熊本市内の各小学校の記録を集計し、市内地域毎の災害特性を紹介する。学童防災教育の出発点として、自らが通う小学校の過去の災害を調べるときの情報源として、また、校区内自治会の防災情報源としての利用を提案する。他の例として東日本大震災及び関東大震災についても紹介する。
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