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講演会【事前申込制 整理券を発行します】

満員御礼
NO.17 11月22日(水) 11:40~12:40
会場:セミナー会場2
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①防災・減災に向けた取り組みと熊本地震の痕跡からの学び
熊本大学 くまもと水循環・減災研究教育センター 教授 松村 政秀 氏
2016年熊本地震から7年が経ち,被災地の復旧復興も進み,以前の生活を取り戻しつつあります.地震による斜面崩壊や破壊されたインフラなど痕跡は,その一部が震災遺構として保存されるものの,多くは徐々にいつもの光景の中に溶け込んでいきます.一方,防災や減災には多面的で継続的な取り組みが必要です.地震後の熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センター(減災型社会システム部門)での取り組み,「熊本地震の痕跡」から得られた知見を紹介し,地震や災害とどのように共生していけば良いのか,そのためのヒントを考えたいと思います。
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②構造物内部非破壊計測法
~新たな中性子線非破壊計測技術が拓く施工基準~
理化学研究所 光量子工学研究センター 中性子ビーム技術開発チーム チームリーダー 大竹 淑恵 氏
中性子線は高い透過能と、分析能を有する新しいビームであり、その特性を最大限生かした現場利用可能な技術開発が進んでいる。具体的には、橋梁床版内部劣化、土砂化や、内部塩分濃度の計測が現在可能となっている。具体的にはコンクリートかぶり3㎝、6cmの鉄筋位置での塩分濃度分布が計測できる。こういった新たな非破壊可視化技術や塩分検出法により、予防保全へ向けた取り組みが加速可能となる。講演ではこれからの構造物の長寿命化を見据えた取り組み、新たな施工の基準や技術も視野に入れた新たな計測技術を紹介する。

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