
(一社)地盤品質判定士会 審査部長・北陸支部長
所属:パシフィックコンサルタンツ株式会社 統括プロジェクトマネージャー 門田 浩一 氏
2023年5月に盛土規制法が施行され、土砂流出等により人家等に被害を及ぼしうる森林、農地、丘陵地、平地部の土地が規制区域として指定されるとともに、規制対象も、土地(森林・農地を含む)を造成するための盛土・切土だけではなく、土捨て行為や一時的な堆積も対象となっている。さらに技術基準も強化され、特に渓流等における高さ15m超・5万立方メートル超の盛土に対しては、通常の盛土の安定計算に加えて、液状化等による盛土の強度低下の検討、及び三次元(又は二次元)浸透流・変形解析を行い、地盤・地下水・地震動等の数多くのリスクによる盛土の安定性への影響について、多角的に検証することが望まれている。このため、計画盛土等の条件によっては、許可申請において高度な技術的検討及び高度解析による検証が必要となる。本講演では、許可申請において、技術的検討部分の資料作成の参考となるよう、盛土規制法における技術指針の概要を示すとともに、特に盛土の安定検討に関わる主な改正点・強化されたポイントについて説明する。
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