2011年 東日本大震災、2016年 平成28年熊本地震、2018年 平成30年7月豪雨、2020年 令和2年球磨川豪雨災害、2024年 令和6年能登半島地震。これらは、熊本市が保健師を災害の現場へ派遣し、自らも経験した自然災害です。これまでの災害支援が活かされたこともあれば、手探りの支援となること等、災害が起きる度に、災害や被災自治体の状況に合わせて、支援のあり方も柔軟に対応する必要があります。自治体の保健師は日頃、すべての年代の方を対象に、健康な人も病気や障がいのある人も、その人らしく生き生きと暮らせるよう、誰一人取り残さない社会を実現するため、健康の保持・増進など保健予防活動を行っています。災害発生時においても、我々保健師は被災者の健康支援活動を行いますが、様々な支援や受援を経験してきたなかで、どれひとつ同様な災害はなく、日頃からの備えの大切さを痛感します。今回、熊本地震や能登半島地震での被災者の健康支援を行ってきたことからお伝えできる、被災するとあなたやあなたの大切な周りの人たちはどのような生活になるのか、そして、南海トラフの危機がある今、あなたにとって何が必要か、皆さんと一緒に考えていきます。
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