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講演会【事前申込制 整理券を発行します】

NO.3 11月24日(水) 12:50~14:20
会場:セミナー2
災害に強い社会を実現する⼟⽊研究所新技術
協力:国立研究開発法人 土木研究所
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⽔害対応ヒヤリ・ハット事例集(地⽅⾃治体編)
(国研)土木研究所 ICHARM 主任研究員 大原 美保 氏
土木研究所水災害・リスクマネジメント国際センター(ICHARM)では、地方自治体職員の災害対応力の向上に向けて、「水害対応ヒヤリ・ハット事例集」を公表しています。これは、水害対応時に職員が「困る・焦る・戸惑う・迷う・悩む」などの状況に陥る事例を「水害対応ヒヤリ・ハット事例」として新たに定義し、地方自治体が公表している災害対応検証報告書等から典型的な事例を抽出して、わかりやすく紹介した冊子です。典型的な事例とその根本原因、教訓を学ぶことができ、職員研修や必要な対策検討に活用できます。別冊「新型コロナウイルス感染症への対応編」もあり、感染症の懸念がある中での水害対策の検討にも活用できます。

◆◆参考資料◆◆
⽔害対応ヒヤリ・ハット事例集(地⽅⾃治体編)発表概要
水害対応ヒヤリ・ハット事例集(地方自治体編及び別冊:新型コロナウイルス感染症への対応編)
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地すべり災害対応のBIM/CIMモデル
既設アンカー緊張力モニタリングシステム(Aki-Mos)
大変位対応型孔内傾斜計
(国研)土木研究所 土砂管理研究グループ 上席研究員 杉本 宏之 氏

◆地すべり災害対応のBIM/CIMモデル
動き続けている地すべりへの災害対応では、地すべり災害の全体像を把握し、必要な対応を迅速に行なっていくことが重要です。地すべり災害対応のBIM/CIMモデルは、地すべり災害の状況をカラー点群データで表現したモデルであるため、「バーチャル現場」として活⽤できます。UAV空中写真から1日程度で迅速に作成可能で、地すべり災害の全体像の把握、緊急対策の検討、オンラインを含めた会議等に活⽤できます。
◆既設アンカー緊張力モニタリングシステム(Aki-Mos)
グラウンドアンカーの適切な維持管理には、荷重計によるアンカー緊張力のモニタリングが有効ですが、従来の荷重計は、施工済みの既設アンカーへの取付けや耐用期間(約10年)後の交換が難しいという課題がありました。土木研究所では、既設アンカーへの取付け・交換が容易で、リアルタイムモニタリングが可能な「既設アンカー緊張力モニタリングシステム(Aki-Mos)」を民間との共同研究(H18-H21)で開発しました。

◆大変位対応型孔内傾斜計 
地すべりの調査において孔内傾斜計観測は最も良く使われる手法の一つです。しかし、地すべりの変位が大きくなると観測が継続できなくなるという課題がありました。土木研究所では民間企業4社との共同研究(H29-R元)で大変位対応型孔内傾斜計を開発し、従来型よりも3倍以上大きな変位まで観測が可能となりました。これにより、長期連続観測が可能となります。

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