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講演会【事前申込制 整理券を発行します】

NO.18 11月21日(木) 13:20~15:20
会場:中会議室
「創造的復興に寄与する熊本大学防災・減災技術セミナー」
協力:熊本大学
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1.音とロボットで探る海の環境

熊本大学 くまもと水循環・減災研究教育センター 准教授 秋元 和實 氏

大規模な災害が発生すると,多くの映像が流されます.しかし,その映像は陸上に限られます.日本の沿岸では多くの海象災害が発生していますが,水中を報道することは稀です.
何故でしょう?真空では光が届くため,遠くにある星でも見えます.しかし,透明な水では100mくらいしか光が届かないので,近くの物体も容易に見つけられません.つまり,見えるか否か (つまり光が届くか否か)が,報道できる情報を決めているのです.
沿岸の災害地では,光に頼らない音や対象に近接できるロボットを用いて,情報を視覚化して調査が行われます.今回は,水中の環境調査について,東日本大震災の津波被災地を例に,お話ししようと思います.
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2.熊本地震と地下水~水質は変わんなはったとだろうか?

熊本大学 くまもと水循環・減災研究教育センター 教授 川越 保徳 氏

2016年(平成28年)熊本地震が起こった時,水前寺公園の水が涸れたとか,阿蘇の田んぼで水が湧いたり枯れたりだとかの現象がみられた。幸い,水前寺公園の水は再び戻ってきたようだが,"地下水都市”を名乗る熊本市やその周辺地域の地下水に対し,熊本地震は影響しなかったのだろうか?きれいな水,おいしい水と言われる熊本地下水の水質は地震で変化してはいないのか?ここでは,「水のおいしさや水質の評価ってどんな風に考えるの?」というところから説明する。
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