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講演会【事前申込制 整理券を発行します】

NO.11 11月22日(木) 13:00~15:00
会場:中会議室
創造的復興に寄与する熊本大学防災・減災技術セミナ- 協力:熊本大学
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『X線CTを用いた地盤崩壊の解明』
熊本大学大学院 先端科学研究部 教授 大谷 順 氏
地盤工学は、実学としての問題解決をめざし、地盤構造物の変形や破壊の解明を確認する設計・施工の基礎事項として学問体系がなされています。しかし、2016年の熊本地震や今年7月に発生した豪雨災害など、災害外力のパラダイスシフトが起こっており、その設計・施工の高度化が益々期待される現状にあります。X線CT装置は1979年のノーベル医学・生理学賞であり、医学診断の分野において開発された非破壊検査手法の1つです。熊本大学では、1996年より世界に先駆けてこのX線CT装置を地盤工学の分野に適用する研究を始めました。今回の講演では、まずX線CTについて紹介し、その後で地盤破壊に関するいくつかの研究事例を紹介させていただきます。
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『熊本地震による熊本城と石橋の被災と復旧』
熊本大学大学院 先端科学研究部 シニア教授 山尾 敏孝 氏
平成28年の熊本地震では石造文化財が大きく被災し,被災した文化財の中で熊本城と主な石橋を対象に地震被害状況と復旧状況を述べる。次に,石垣や櫓の崩壊や損傷要因について,前震後の調査結果と本震後の調査結果での被害の様子を比較することにより個々の場所の石垣や櫓について検討し,いくつかの要因を推測する。そして,熊本城の復旧方針の紹介と復旧状況及び復旧方法等について説明する。次に,石造構造物である石橋も大きな被害を受けた。石橋の被害部位ごとに損傷状況及び損傷要因について説明し,石橋のの復旧状況と問題点等を述べる。
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